架空き電線路の施工
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度 後期(2019年11月10日(日)実施) No.43の問題です。論点は「電車線・道路設備の施工」(重要度C・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
電気鉄道における架空き電線路の施工に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:2.普通鉄道のき電線相互の接続は,耐久性が優れている圧着接続とした。
解き方
- き電線は大電流を流す太い電線であり,相互の接続には一般に圧縮接続管を用いた圧縮接続とし,接続部の電気抵抗と機械的強度を確保する。
- 圧着接続は細い電線の端子接続などに用いる方法で,き電線相互の接続には適さない。よって選択肢2が最も不適当である。
- M-Tコネクタはちょう架線(Messenger)とトロリ線(Trolley)を電気的に接続する金具で,両者の電流分担をそろえ,ハンガに電流が流れて溶損するのを防ぐ。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。直流区間ではがいしの金具が電食を受けやすいので,塩害箇所などでは耐電食がいしを用いる。
- 2.不適当。き電線相互の接続は圧縮接続とする。
- 3.適当。新幹線のき電線は垂ちょう方式やV吊り方式で支持する。
- 4.適当。き電分岐箇所の付近では,M-Tコネクタでちょう架線とトロリ線を電気的に接続する。
引っかけ:き電線=太い電線=圧縮接続管。
同じ論点の過去問
令和6年度 後期 No.49架空電車線路の施工
令和2年度 後期 No.43電車線の部材の名称
令和元年度 前期 No.43電車線路の施工(トロリ線の接続)
平成30年度 後期 No.43パンタグラフの離線防止
平成29年度 No.43電車線路の施工
論点ページ:電車線・道路設備の施工の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和元年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度 後期(2019年11月10日(日)実施) No.43。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する