相互インダクタンス
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度 前期(2018年6月10日(日)実施) No.2の問題です。論点は「電気理論」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
自己インダクタンスが20mHと80mHの2つのコイルが巻かれた環状鉄心がある。このときの相互インダクタンスの値として,正しいものはどれか。
ただし,漏れ磁束はないものとする。

解答欄
正解
正解:1.40mH
解き方
- 相互インダクタンスは M=k√(L₁L₂) で表され,漏れ磁束がないとき結合係数 k=1 である。
- M=√(20×80)=√1600=40mH となる(選択肢1)。
- 結合係数kは0≦k≦1で,一方のコイルが作る磁束のうち他方のコイルと鎖交する割合を表す。漏れ磁束があれば k<1 となり,Mは40mHより小さくなる。
選択肢ごとの解説
- 1.正しい。√(20×80)=40mHである。
- 2.誤り。算術平均((20+80)÷2)であり,相互インダクタンスの式ではない。
- 3.誤り。差(80-20)であり,相互インダクタンスの式ではない。
- 4.誤り。和(20+80)であり,直列接続の合成インダクタンス(M=0の場合)に相当する値である。
引っかけ:相互インダクタンスは「相乗平均×結合係数」。漏れ磁束なし=k=1。
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論点ページ:電気理論の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度 前期(2018年6月10日(日)実施) No.2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する