単相2線式配電線路のC点の線間電圧
これは1級電気工事施工管理技士 第二次検定 令和3年度(2021年10月17日(日)実施) 問題4 設問4-1の問題です。論点は「配電」(重要度B・解答の形は記述・五肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 5 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
次の計算問題を答えなさい。
4-1 図に示す配電線路において,C点の線間電圧として,正しいものはどれか。
ただし,電線1線あたりの抵抗はA-B間で0.1Ω,B-C間で0.2Ω,負荷は抵抗負荷とし,線路リアクタンスは無視する。

解答欄
正解
正解:2.196 V
解き方
- A-B間には B と C の負荷電流の和 10+20=30A が流れ,B-C間には 20A が流れる。単相2線式は往復2線分の抵抗による電圧降下になる。
- A-B間の電圧降下=2×0.1×30=6V,B-C間の電圧降下=2×0.2×20=8V。C点の線間電圧=210−6−8=196V。
選択肢ごとの解説
- 1.誤り。B-C間にも30Aが流れるとして計算した値(210−2×0.1×30−2×0.2×30=192V)。
- 2.正しい。210−2×0.1×30−2×0.2×20=196V。
- 3.誤り。A-B間の電流をB点の負荷10Aだけとした値(210−2×0.1×10−2×0.2×20=200V)。
- 4.誤り。電圧降下を1線分だけで計算した値(210−0.1×30−0.2×20=203V)。
- 5.誤り。1線分で,かつA-B間の電流を10Aとした値(210−0.1×10−0.2×20=205V)。
引っかけ:単相2線式は往復の2線で電圧が下がるので「2×抵抗×電流」。A-B間の電流は下流の負荷電流の合計。
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→令和3年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第二次検定 令和3年度(2021年10月17日(日)実施) 問題4 設問4-1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する