変圧器の損失(鉄損と銅損)
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月14日(日)実施) No.5の問題です。論点は「電気機器」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鉄損が500Wの単相変圧器において,定格電圧時の二次電流が100Aのときの全損失が700Wであった。定格電圧時の二次電流を200Aとした場合の全損失の値〔W〕として,適当なものはどれか。
ただし,鉄損及び銅損以外の損失は,無視できるものとする。
解答欄
正解
正解:2.1,300W
解き方
- 二次電流100Aのときの銅損は,全損失700W − 鉄損500W = 200W である。
- 銅損は電流の2乗に比例するので,200Aでは 200 × (200 / 100)² = 800W となる。鉄損は電圧が一定なので500Wのまま変わらない。
- 全損失は 500 + 800 = 1,300W となる。よって選択肢2が適当。
選択肢ごとの解説
- 1.不適当。900Wは銅損を電流に比例(2倍)させた値である。
- 2.適当。鉄損500W+銅損800W=1,300W。
- 3.不適当。1,400Wは全損失700Wをそのまま2倍した値である。
- 4.不適当。2,800Wは全損失を電流の2乗倍(4倍)した値である。
引っかけ:鉄損は負荷に関係なく一定,銅損は負荷電流の2乗に比例する。
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→令和6年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月14日(日)実施) No.5。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する