三相かご形誘導電動機の始動法
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月13日(日)実施) No.12の問題です。論点は「電気機器」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
三相かご形誘導電動機の始動に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:3.Y-△始動法の始動時には,各相の固定子巻線に定格電圧の1/3の電圧が加わる。
解き方
- Y-△始動では,始動時に固定子巻線をY結線にするので,各相の巻線に加わる電圧は定格電圧(△結線時の電圧)の1/√3になる。
- このとき始動電流と始動トルクは全電圧始動の1/3になる。「各相の巻線に定格電圧の1/3の電圧が加わる」とした選択肢3が最も不適当。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。トップランナーモータ(高効率モータ)は巻線抵抗が小さく,始動電流が大きくなる傾向がある。
- 2.適当。Y-△始動の始動電流は全電圧始動の1/3である。
- 3.最も不適当。巻線に加わる電圧は定格電圧の1/√3である。
- 4.適当。始動補償器は単巻変圧器のタップで電圧を下げて始動する。
引っかけ:Y-△始動:電圧1/√3,電流・トルク1/3。始動補償器はタップ電圧の比の2乗で線電流・トルクが小さくなる。
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→令和7年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月13日(日)実施) No.12。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する