三相誘導電動機の速度制御
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月14日(日)実施) No.12の問題です。論点は「電気機器」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
三相誘導電動機の速度制御に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:4.二次抵抗制御は,比例推移を利用し二次抵抗を変化させて制御する方式で,抵抗値を大きくすると回転速度が増大する。
解き方
- 二次抵抗制御は巻線形誘導電動機の二次回路の抵抗を変える方法で,比例推移によりトルク特性が滑りの大きい側へ移る。
- 同じ負荷トルクでは,二次抵抗を大きくすると滑りが大きくなり,回転速度は低下する。「回転速度が増大する」とした選択肢4が最も不適当。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。V/f一定制御はインバータで電圧と周波数を同時に変え,磁束を一定に保って速度を制御する。
- 2.適当。トルクは一次電圧の2乗に比例するので,電圧を変えると速度が変わる。
- 3.適当。同期速度は Ns = 120f / p で,極数を増やすと回転速度は下がる。
- 4.最も不適当。二次抵抗を大きくすると滑りが増え,回転速度は低下する。
引っかけ:比例推移:二次抵抗を2倍にすると同じトルクでの滑りも2倍(速度は下がる)。
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→令和6年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月14日(日)実施) No.12。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する