令和6年度 No.3論点:電気理論重要度 A配点 1点未着手

理想電圧源と理想電流源を含む直流回路

これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月14日(日)実施) No.3の問題です。論点は「電気理論」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

図に示す,電圧60Vの理想電圧源,電流4Aの理想電流源及び10Ωの抵抗からなる直流回路がある。電流I〔A〕の値として,適当なものはどれか。

直流回路図。左に60Vの理想電圧源と10Ωの抵抗が直列,中央に10Ωの抵抗(電流I),右に10Ωの抵抗と4Aの理想電流源が直列に接続され,中央の抵抗の上端の節点で3つの枝がつながっている。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:2.5A

解き方

  1. 中央の抵抗の上端の節点の電位をV(下側の線を0V)とする。左の枝の電流は (60 − V) / 10,右の枝は理想電流源なので4Aが節点に流れ込む。
  2. キルヒホッフの電流則より (60 − V) / 10 + 4 = V / 10 となり,60 − V + 40 = V,V = 50V。
  3. I = V / 10 = 50 / 10 = 5A となる。よって選択肢2が適当。重ね合わせの理で求めても,電圧源だけで 60 / 20 = 3A,電流源だけで 4 / 2 = 2A,合計5Aとなる。

選択肢ごとの解説

  1. 1.不適当。4Aは電流源の電流だけを考えた値である。
  2. 2.適当。電圧源による3Aと電流源による2Aの和で5A。
  3. 3.不適当。6Aは60Vを中央の10Ωだけで割った値で,左の枝の10Ωによる電圧降下を考えていない。
  4. 4.不適当。7Aは電圧源による3Aに電流源の4Aをそのまま加えた値で,電流源の電流は中央と左の抵抗に2Aずつ分かれる。
引っかけ:理想電流源と直列の抵抗(右の10Ω)は電流に影響しない。重ね合わせでは電圧源は短絡,電流源は開放して考える。

同じ論点の過去問

令和6年度の前後の問題

1級電気工事施工管理技士 第一次検定 過去問一覧(回別・論点別)

出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月14日(日)実施) No.3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する