電圧フリッカの抑制対策
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年6月11日(日)実施) No.27の問題です。論点は「配電」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
配電系統に発生する電圧フリッカの抑制対策に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:2.発生源の電源側にステップ式自動電圧調整器(SVR)を施設する。
解き方
- 電圧フリッカはアーク炉などの急激な負荷変動で電圧が細かく変動する現象で,対策には,短絡容量の大きい系統からの供給,専用変圧器・専用線での供給,三巻線補償変圧器,SVCや直列コンデンサの設置などがある。
- ステップ式自動電圧調整器(SVR)はタップを段階的に切り換えるもので,応答が遅く,急激な電圧変動であるフリッカの抑制には効果がない。よって選択肢2が最も不適当。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。短絡容量の大きい系統から供給すると電圧変動が小さくなる。
- 2.最も不適当。SVRは応答が遅く,フリッカの抑制には適さない。
- 3.適当。専用変圧器から供給すると,他の需要家への影響を抑えられる。
- 4.適当。三巻線補償変圧器はアーク炉などのフリッカ対策に用いる。
引っかけ:フリッカは速い変動なので,速く応答する対策(SVC)や系統を強くする対策が有効。SVRは遅い。
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論点ページ:配電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年6月11日(日)実施) No.27。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する