コンバインドサイクル発電の特徴
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年6月11日(日)実施) No.16の問題です。論点は「発電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
蒸気タービンによる汽力発電と比較した,コンバインドサイクル発電に関する記述として,不適当なものはどれか。
ただし,発電設備は同容量とする。
解答欄
正解
正解:4.大気温度の変化が,出力に与える影響が小さい。
解き方
- コンバインドサイクル発電は,ガスタービンで発電し,その高温の排ガスを排熱回収ボイラに導いて蒸気を作り,蒸気タービンでも発電する方式である。
- ガスタービンを主体とするため,大気温度が上がると空気の密度が下がり吸込み空気量が減って,出力が低下する。
- 大気温度の影響は汽力発電より大きく,「影響が小さい」とした選択肢4が不適当。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。ガスタービンの排熱を蒸気タービンで利用するので熱効率が高い。
- 2.適当。ボイラ設備が小さく,始動用の電力が少ない。
- 3.適当。小容量の機器の組合せで,起動・停止時間が短い。
- 4.不適当。大気温度が高いと出力が低下し,影響は大きい。
引っかけ:ガスタービン系は「夏に出力が下がる」。熱効率が高い・起動停止が速い・温排水が少ないのが長所。
同じ論点の過去問
令和8年度 No.5水力発電の出力と流量
令和8年度 No.7汽力発電の熱サイクル(再生サイクル)
令和8年度 No.13コンバインドサイクル発電の特徴
令和8年度 No.14風力発電の構成と制御
令和7年度 No.7原子炉の種類と構成
論点ページ:発電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年6月11日(日)実施) No.16。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する