同期発電機の電圧変動率
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.6の問題です。論点は「電気機器」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
定格電圧6,600Vの同期発電機を,定格力率における定格出力から無負荷にしたとき,端子電圧が7,590Vになった。このときの電圧変動率の値として,正しいものはどれか。
ただし,励磁を調整することなく,回転速度は一定に保つものとする。
解答欄
正解
正解:3.15.0%
解き方
- 電圧変動率は,定格出力から負荷を外したときに端子電圧がどれだけ上がるかを,定格電圧に対する割合で表したものである。ε = (V₀ − Vn) / Vn × 100(V₀:無負荷時の端子電圧,Vn:定格電圧)。
- ε = (7,590 − 6,600) / 6,600 × 100 = 990 / 6,600 × 100 = 15.0% となる。よって選択肢3が正しい。
選択肢ごとの解説
- 1.誤り。式どおりに定格電圧を分母として計算すると15.0%であり,8.7%にはならない。
- 2.誤り。13.0%は差990Vを無負荷電圧7,590Vで割った値で,分母は定格電圧である。
- 3.正しい。(7,590 − 6,600) / 6,600 × 100 = 15.0% である。
- 4.誤り。26.0%は計算値15.0%と大きく異なり,差990Vを定格電圧で割った値になっていない。
引っかけ:電圧変動率の分母は定格電圧(全負荷時の電圧)。無負荷電圧で割らないこと。同期リアクタンスが大きい発電機ほど電圧変動率は大きくなる。
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→令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.6。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する