令和4年度 No.38論点:構内配電・屋内配線重要度 A配点 1点未着手

需要場所の高圧地中電線路の施工(JIS)

これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.38の問題です。論点は「構内配電・屋内配線」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

需要場所に施設する高圧地中電線路の施工方法に関する記述として,「日本産業規格(JIS)」上,不適当なものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:2.ケーブルを造営物の屋側に立ち上げたので,防護材で地表上の高さ2mまで覆った。

解き方

  1. JIS C 3653(電力用ケーブルの地中埋設の施工方法)では,造営物などにケーブルを立ち上げる場合,ケーブルの地表上部を堅ろうで耐候性の高い不燃性又は自消性のある難燃性の防護材で覆い,防護材の地表上の高さは2m(造営物の屋側に立ち上げる場合は2.5m)以上とする。
  2. 造営物の屋側に立ち上げたのに地表上2mまでしか覆っていない選択肢2が不適当である。
  3. 管相互の接続は,専用の附属品がある場合はそれを使用して堅ろうに行い,水が管路内部に浸入しにくいようにする。同規格には鋼管の接続方法の例として,ねじ込み,パッキン介在差込み,パッキン付ねじなし接続,ボールジョイントが挙げられており,配管用炭素鋼鋼管(SGP)相互をボールジョイントで接続してもよい。

選択肢ごとの解説

  1. 1.適当。鋼管相互の接続方法の例に,ねじ込みなどとともにボールジョイントが挙げられている。
  2. 2.不適当。造営物の屋側に立ち上げる場合,防護材は地表上2.5m以上の高さまで施設する(屋側以外は2m以上)。
  3. 3.適当。地中箱は,ケーブルを許容曲げ半径以上で曲げられる大きさとする。高圧の多心ケーブルの許容曲げ半径(屈曲部の内側半径)は仕上がり外径の8倍なので,8倍となる大きさでよい。
  4. 4.適当。地中光ファイバケーブルと接近・交差して相互の距離が30cm以下のときは,ケーブルを堅ろうな不燃性又は自消性のある難燃性の管に収め,その管が地中光ファイバケーブルと直接接触しないように施設する。
引っかけ:立上がりの防護は「地表上2m以上,造営物の屋側は2.5m以上」。ボールジョイントは鋼管の接続方法の一つとして規格に挙がっている。高圧ケーブルの許容曲げ半径は単心10倍・多心8倍(低圧は単心8倍・多心6倍)。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.38。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する