低圧進相コンデンサの施設(内線規程)
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.30の問題です。論点は「構内配電・屋内配線」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
三相誘導電動機に用いる低圧進相用コンデンサに関する記述として,「内線規程」上,不適当なものはどれか。
ただし,低圧進相コンデンサは,個々の電動機の回路ごとに取り付けるものとする。
解答欄
正解
正解:3.低圧進相用コンデンサの容量は,電動機の無効分より大きくする。
解き方
- 個々の電動機に取り付ける低圧進相コンデンサの容量は,一般に,電動機の無負荷時の無効分(励磁電流分)を超えないように選ぶ。
- 無効分より大きくすると,軽負荷時に進み力率となって電圧が上昇したり,電動機の開放時に自己励磁による過電圧が生じたりする。よって選択肢3が不適当。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。コンデンサを手元開閉器より電動機側に接続すると,電動機と同時に開閉でき,切り忘れによる進み力率を防げる。
- 2.適当。コンデンサは高温で劣化しやすいので,周囲温度が高い場所を避けて堅固に取り付ける。
- 3.不適当。容量は電動機の無効分より大きくしない(過補償にしない)。
- 4.適当。低圧進相コンデンサの放電装置は,一般に,開路後3分以内に残留電荷を75V以下に下げる能力のものとされる。
引っかけ:進相コンデンサは「過補償にしない」。容量を大きくしすぎると自己励磁や電圧上昇の原因となる。
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論点ページ:構内配電・屋内配線の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.30。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する