コンセント専用の低圧分岐回路(電線の太さとコンセント)
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.29の問題です。論点は「構内配電・屋内配線」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
コンセント専用の低圧分岐回路に関する記述として,「電気設備の技術基準とその解釈」上,誤っているものはどれか。
ただし,配線は長さが10mのEM-EEFケーブルとし,許容電流の低減は考慮しないものとする。また,コンセントの施設数は1個とする。
解答欄
正解
正解:3.定格電流30Aの配線用遮断器に,定格電流20Aのコンセントを接続し,配線の太さを直径2.0mmとする。
解き方
- 電気設備の技術基準の解釈では,一般に,低圧分岐回路の過電流遮断器の定格電流ごとに,コンセントの定格電流と電線の太さが次のように定められている。
- 定格電流20Aの配線用遮断器:コンセント20A以下,電線の太さ直径1.6mm以上。定格電流30A:コンセント20A以上30A以下,電線の太さ直径2.6mm(断面積5.5mm²)以上。
- 30Aの配線用遮断器の分岐回路に直径2.0mmの電線を使う選択肢3は誤りである。
選択肢ごとの解説
- 1.正しい。20Aの配線用遮断器の回路は,15Aのコンセントと直径1.6mm以上の電線でよい。
- 2.正しい。20Aの配線用遮断器の回路に20Aのコンセント,直径2.0mm(1.6mm以上)の電線は適合する。
- 3.誤り。30Aの過電流遮断器の回路の電線は直径2.6mm以上が必要で,2.0mmでは不足する。
- 4.正しい。30Aの回路に30Aのコンセント,直径2.6mmの電線は適合する。
引っかけ:20A(配線用遮断器)→1.6mm,30A→2.6mm,40A→8mm²,50A→14mm²。コンセントは遮断器の定格以下(30A回路は20A以上)。
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論点ページ:構内配電・屋内配線の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.29。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する