ビルの中央監視制御設備
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年6月13日(日)実施) No.38の問題です。論点は「情報通信・弱電設備」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
ビルの中央監視制御設備に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:1.信号線は,電源による静電誘導を防止するためシールドケーブルを使用し,両端を接地した。
解き方
- 信号線への雑音には,電源線との静電結合による静電誘導と,電流の磁界による電磁誘導がある。静電誘導はシールドケーブルで,電磁誘導はツイストペアケーブルや鋼製電線管で抑える。
- シールドの両端を接地すると,接地点間の電位差でシールドに電流が流れ,かえって雑音が乗ることがあるので,静電誘導対策のシールドは片端で接地するのが一般的である。
- 両端を接地したとした1が最も不適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.不適当。シールドは片端で接地する。
- 2.適当。ツイストペアは誘導される電圧を打ち消し合い,鋼製電線管は磁気遮へいの効果がある。
- 3.適当。LonWorksは機器レベルの分散制御に使われるネットワークで,ローカル系に採用される。
- 4.適当。BACnetはビル管理システムの標準的な通信プロトコルで,異なる製造者の装置を相互に接続できる。
引っかけ:静電誘導=シールド(片端接地),電磁誘導=ツイストペア・鋼製電線管。
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論点ページ:情報通信・弱電設備の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年6月13日(日)実施) No.38。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する