鉄骨構造(ラーメン・ブレース)
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.56の問題です。論点は「建築」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
建築物の鉄骨構造に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:4.ブレース構造のブレースは,主に曲げモーメントに抵抗する部材である。
解き方
- ラーメン構造は柱と梁を剛に接合した構造で,水平力に柱・梁の曲げで抵抗するので,部材の断面が大きくなる。
- ブレース構造は柱・梁・ブレースで三角形を構成して変形を防ぐ構造で,ブレース(筋かい)は水平力に対して主に引張力・圧縮力(軸方向力)で抵抗する。
- ブレースが主に曲げモーメントに抵抗するとした4が不適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。柱と梁の接合部を剛(変形しない)にした構造である。
- 2.適当。曲げで抵抗するため,軸力で抵抗するブレース構造より柱・梁の断面が大きくなる。
- 3.適当。三角形は形が変わりにくいので,骨組みの変形を防げる。
- 4.不適当。ブレースは軸方向力(引張・圧縮)で抵抗する部材である。
引っかけ:曲げで抵抗するのはラーメンの柱・梁,ブレースは軸力。鉄骨の細いブレースは引張だけを受け持つものも多い。
同じ論点の過去問
令和8年度 No.51鉄骨構造(ラーメン構造とブレース構造)
令和8年度 No.52鉄骨鉄筋コンクリート構造
令和7年度 No.51鉄筋コンクリート梁の貫通孔
令和7年度 No.52H形鋼梁の部材
令和6年度 No.51鉄筋コンクリート構造(かぶり厚さなど)
論点ページ:建築の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.56。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する