機械器具の接地工事の省略
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.38の問題です。論点は「構内配電・屋内配線」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
低圧電路に施設する機械器具の金属製の台及び外箱の接地工事を省略できる場合の記述として,「電気設備の技術基準とその解釈」上,不適当なものはどれか。
ただし,機械器具が小出力発電設備である燃料電池発電設備である場合を除く。
解答欄
正解
正解:1.水気のある場所に定格感度電流が15mAの漏電遮断器を施設する場合
解き方
- 電気設備の技術基準の解釈の「機械器具の金属製外箱等の接地」では,低圧の機械器具の金属製の台・外箱に接地工事を施すことを原則とし,省略できる場合を定めている。
- 漏電遮断器による省略は,水気のある場所以外の場所に施設する低圧の機械器具に,電気用品安全法の適用を受ける漏電遮断器(定格感度電流15mA以下,動作時間0.1秒以下の電流動作型)を施設する場合に限られる。
- 水気のある場所とした1が不適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.不適当。漏電遮断器による接地の省略は,水気のある場所以外に限られる。
- 2.適当。電気用品安全法の適用を受ける二重絶縁の構造の機械器具は省略できる。
- 3.適当。交流の対地電圧150V以下又は直流の使用電圧300V以下の機械器具を乾燥した場所に施設する場合は省略できる。
- 4.適当。乾燥した木製の床など絶縁性のものの上で取り扱うように施設する場合は省略できる。
引っかけ:漏電遮断器による接地の省略は「水気のある場所以外」「15mA以下・0.1秒以下」。水気のある場所はむしろ感電の危険が大きい。
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論点ページ:構内配電・屋内配線の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.38。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する