電動機回路の過電流遮断器の性能
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.30の問題です。論点は「構内配電・屋内配線」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
低圧電路に施設する過電流遮断器の性能等に関する記述として,「電気設備の技術基準とその解釈」上,不適当なものはどれか。
ただし,低圧電路は,電動機のみに至る低圧分岐回路とする。
解答欄
正解
正解:3.短絡保護専用遮断器は,整定電流の1.2倍の電流で0.2秒以内に動作しないこと。
解き方
- 電気設備の技術基準の解釈の「低圧電路に施設する過電流遮断器の性能等」では,電動機のみに至る低圧分岐回路に,過負荷保護装置と短絡保護専用遮断器又は短絡保護専用ヒューズを組み合わせた装置を使えることとし,その性能を定めている。
- 短絡保護専用遮断器は,定格電流の1倍の電流で自動的に動作せず,整定電流の1.2倍の電流で0.2秒以内に自動的に動作することとされている。
- 0.2秒以内に動作しないこととした3が不適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。過負荷保護装置は,電動機が焼損するおそれがある過電流が生じたときに自動的に遮断するものとする。
- 2.適当。短絡保護専用ヒューズは定格電流の1.3倍の電流に耐え,整定電流の10倍の電流で20秒以内に溶断することとされている。
- 3.不適当。整定電流の1.2倍の電流で0.2秒以内に自動的に動作しなければならない。
- 4.適当。過負荷保護装置と短絡保護専用遮断器又は短絡保護専用ヒューズは,専用の一の箱の中に収めることとされている。
引っかけ:「定格電流の1倍で動作しない」と「整定電流の1.2倍で0.2秒以内に動作する」を入れ替えている。過負荷は過負荷保護装置,短絡は短絡保護専用器と役割を分ける。
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→令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.30。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する