三相誘導電動機の速度制御
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.15の問題です。論点は「電気機器」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
三相誘導電動機の速度制御に関する記述として,不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:1.極数切換による制御は,固定子巻線をY-△に変えて行う制御方式である。
解き方
- 誘導電動機の回転速度はN=120f(1-s)/pで,周波数f・極数p・滑りsを変えて制御する。
- 極数切換は,固定子巻線の接続を変えて極数を変え(例えば4極と8極),同期速度を段階的に変える方式である。固定子巻線をY-△に切り換えるのは,始動電流を抑えるスターデルタ始動である。
- 1が不適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.不適当。Y-△の切換は始動方式で,速度は変わらない。極数切換は巻線の接続で極数を変える。
- 2.適当。巻線形誘導電動機で回転子回路の抵抗を変えると,比例推移によりトルク特性が移動して滑りが変わる。
- 3.適当。インバータで電圧と周波数の比を一定に保ちながら変え,磁束を一定にして速度を連続的に変える。
- 4.適当。電流を磁束をつくる励磁電流成分とトルクをつくるトルク電流成分に分けて独立に制御し,直流機に近い応答を得る。
引っかけ:Y-△は始動,極数切換は速度制御。速度制御は式N=120f(1-s)/pのどれを変えるかで整理する。
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→令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.15。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する