令和元年度 No.7論点:電気機器重要度 B配点 1点未着手

変圧器の効率と損失の曲線

これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年6月9日(日)実施) No.7の問題です。論点は「電気機器」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

変圧器の負荷電流に対する効率と損失を表すグラフとして,適当なものはどれか。

横軸を負荷電流,縦軸を効率・損失とした4つのグラフ。どれも効率は山形で,最大の位置に点線がある。1:鉄損は右上がりの直線,銅損は原点からの直線で,2本の交点が効率最大の位置。2:鉄損は右上がりの直線,銅損は原点からの放物線。3:鉄損は水平な直線,銅損は原点からの直線。4:鉄損は水平な直線,銅損は原点からの放物線で,交点が効率最大の位置。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:4.4のグラフ

解き方

  1. 変圧器の鉄損(無負荷損)は電圧と周波数で決まり,負荷電流に関係なくほぼ一定である。銅損(負荷損)は巻線の抵抗によるもので,負荷電流の2乗に比例する。
  2. 効率は鉄損と銅損が等しくなる負荷電流のとき最大になる。
  3. 鉄損が水平な直線,銅損が原点からの放物線で,その交点で効率が最大になっている4が適当である。

選択肢ごとの解説

  1. 1.不適当。鉄損は一定で右上がりにならず,銅損は電流の2乗に比例するので直線ではない。
  2. 2.不適当。銅損は放物線で正しいが,鉄損は負荷電流で増えない。
  3. 3.不適当。鉄損は水平で正しいが,銅損は電流の2乗に比例するので直線ではない。
  4. 4.適当。鉄損一定,銅損∝I²,交点で効率最大である。
引っかけ:鉄損=一定,銅損∝I²,効率最大は鉄損=銅損のとき。軽負荷の多い変圧器は鉄損の小さいものを選ぶ。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年6月9日(日)実施) No.7。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する