鉄骨造の建築物等の接地工事
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年6月9日(日)実施) No.38の問題です。論点は「構内配電・屋内配線」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鉄骨造の建築物等における接地工事に関する記述として,「電気設備の技術基準とその解釈」上,不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:2.大地との間の抵抗値が10Ωである建物の鉄骨その他の金属体は,機械器具等に施すA種接地工事の接地極として使用できる。
解き方
- 電気設備の技術基準の解釈第18条では,大地との間の電気抵抗値が2Ω以下の値を保っている建物の鉄骨その他の金属体は,非接地式高圧電路の機械器具等に施すA種接地工事などの接地極に使用できるとしている。
- 大地との間の抵抗値が10Ωの鉄骨をA種接地工事の接地極に使用できるとした2が不適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。建物の鉄骨をA種〜D種接地工事の共用の接地極として使う場合は,建物内に等電位ボンディングを施す。
- 2.不適当。大地との間の電気抵抗値が2Ω以下でなければならない。
- 3.適当。低圧電路に地絡を生じたときに0.5秒以内に自動的に遮断する装置を設ければ,C種接地工事の接地抵抗値は500Ω以下にできる(解釈第17条)。
- 4.適当。B種接地工事は,高圧と低圧が混触したとき低圧側の電位上昇を抑えるため,低圧側の中性点又は1端子に施す。
引っかけ:鉄骨を接地極に使う条件は大地との間の電気抵抗値2Ω以下。A種の接地抵抗値10Ω以下と混同させている。
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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年6月9日(日)実施) No.38。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する