建築物等の雷保護システム(JIS)
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年6月9日(日)実施) No.37の問題です。論点は「防災設備」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘・現行の法令・基準との関係が読めます。
建築物等の雷保護システムに関する記述として,「日本工業規格(JIS)」上,不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:3.保護レベルⅠは,保護レベルⅣと比べて,雷の影響から被保護物を保護する確率が低い。
解き方
- JIS A 4201(建築物等の雷保護)では,雷保護システムの保護レベルをⅠ〜Ⅳに分け,Ⅰが最も保護の効率(被保護物を保護する確率)が高く,Ⅳに向かって低くなる。
- 保護レベルⅠがⅣより保護の確率が低いとした3が不適当である。保護レベルが高いほど,回転球体法の球の半径や受雷部の間隔が小さくなる。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。外部雷保護システムは,受雷部システム・引下げ導線システム・接地システムから成る。
- 2.適当。内部雷保護システムは,等電位ボンディングや安全離隔距離の確保など,被保護物内の雷の電磁的影響を低減させる措置である。
- 3.不適当。保護レベルⅠが最も保護の確率が高い。
- 4.適当。等電位ボンディングは,雷保護システム・金属構造体・電力や通信の設備などをボンディング用導体又はサージ保護装置で接続し,等電位化するものである。
引っかけ:保護レベルの数字が小さいほど厳しい(回転球体の半径もⅠ:20m,Ⅳ:60mと小さい)。
現行法令との関係:「日本工業規格(JIS)」は、2019年7月の法改正(工業標準化法 → 産業標準化法)で「日本産業規格(JIS)」に名称が変わった。この問題の答えは変わらない。
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論点ページ:防災設備の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和元年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年6月9日(日)実施) No.37。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する