明り掘削の危険防止
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年6月10日(日)実施) No.79の問題です。論点は「安全管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘・現行の法令・基準との関係が読めます。
明り掘削の作業における,労働者の危険を防止するための措置に関する記述として,「労働安全衛生法」上,誤っているものはどれか。
解答欄
正解
正解:4.土止め支保工を設けたので,14日ごとに点検を行い異常を認めたときは直ちに補修した。
解き方
- 労働安全衛生規則第373条では,土止め支保工を設けたときは,その後7日をこえない期間ごと,中震以上の地震の後,大雨等で地山が急激に軟弱化するおそれのある事態が生じた後に,部材の損傷・変形などを点検し,異常を認めたときは直ちに補強・補修しなければならないとしている。
- 14日ごとに点検したとした4が誤りである。
選択肢ごとの解説
- 1.正しい。掘削で露出したガス導管は,つり防護・受け防護などで損壊を防ぐ(安衛則第362条)。
- 2.正しい。地山の掘削作業主任者は,墜落制止用器具等と保護帽の使用状況を監視する(安衛則第360条)。
- 3.正しい。手掘りで砂からなる地山を掘削するときは,掘削面の勾配を35度以下又は高さを5m未満とする(安衛則第357条)。
- 4.誤り。土止め支保工の点検は7日をこえない期間ごとに行う。
引っかけ:土止め支保工の点検は7日以内ごと。砂の地山は35度以下又は5m未満,発破で崩れやすい地山は45度以下又は2m未満。
現行法令との関係:2019年2月の労働安全衛生規則の改正で「安全帯」は「要求性能墜落制止用器具」(第360条は「要求性能墜落制止用器具等」)に改められた。作業主任者が使用状況を監視することは変わらず,この問題の答えは変わらない。
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論点ページ:安全管理の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年6月10日(日)実施) No.79。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する