平成30年度 No.15論点:電気機器重要度 B配点 1点未着手

三相誘導電動機の速度制御

これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年6月10日(日)実施) No.15の問題です。論点は「電気機器」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

三相誘導電動機の速度制御方式に関する記述として,最も不適当なものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:3.極数切換制御は,同期速度が極数に正比例することを利用して段階的に速度制御する方式である。

解き方

  1. 三相誘導電動機の回転速度はN=Ns(1-s),同期速度はNs=120f/p(f:周波数,p:極数)である。速度を変えるには,周波数f・極数p・すべりsのいずれかを変える。
  2. 同期速度は極数pに反比例するので,極数を2倍にすると同期速度は1/2になる。極数に正比例するとした3が不適当である。

選択肢ごとの解説

  1. 1.適当。トルクは一次電圧の2乗に比例するので,電圧を変えてトルク曲線を変え,負荷とつり合う速度(すべり)を変える。
  2. 2.適当。インバータで周波数を変えると同期速度が周波数に比例して変わる。効率が良く,現在の主流である。
  3. 3.不適当。同期速度は極数に反比例する。極数を切り換えて段階的に速度を変える。
  4. 4.適当。巻線形誘導電動機で二次抵抗を大きくすると,比例推移によりトルク特性が低速側へ移り,速度が下がる。
引っかけ:Ns=120f/p。極数を2倍にすると同期速度は1/2になる。二次抵抗制御は巻線形,極数切換はかご形で用いる。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年6月10日(日)実施) No.15。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する