変電所の構成機器
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年6月10日(日)実施) No.10の問題です。論点は「変電」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
変電所の構成機器に関する記述として,不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:1.酸化亜鉛形避雷器には,直列ギャップが必要である。
解き方
- 酸化亜鉛(ZnO)素子は,電圧が低いときはほとんど電流を流さず,電圧が高くなると急に大きな電流を流す非直線抵抗特性が優れている。
- このため常規の電圧で続流がほとんど流れず,直列ギャップを用いないギャップレス避雷器にできる。直列ギャップが必要とした1が不適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.不適当。酸化亜鉛形避雷器は直列ギャップが不要(ギャップレス)である。
- 2.適当。送油風冷式は油をポンプで循環させ送風機で冷やすので,自然対流と放熱だけの油入自冷式より冷却能力が大きい。
- 3.適当。タップを切り換える瞬間に隣り合うタップ間が短絡しないよう,限流抵抗(又はリアクトル)を通して切り換える。
- 4.適当。送電線の近距離で地絡・短絡が起きる近距離線路故障(SLF)では,遮断後の過渡回復電圧の上昇が急峻で,遮断性能が要求される。
引っかけ:直列ギャップが必要なのは炭化けい素(SiC)形避雷器。酸化亜鉛形はギャップレスが基本。
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論点ページ:変電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年6月10日(日)実施) No.10。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する