平成30年度 No.8論点:電力系統重要度 A配点 1点未着手

リアクトルの設置目的

これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年6月10日(日)実施) No.8の問題です。論点は「電力系統」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

リアクトルの設置に関する記述として,不適当なものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:2.架空送電線路に並列に接続し,負荷の遅れ電流を補償する。

解き方

  1. 架空送電線路に並列に接続する分路リアクトルは,軽負荷時に線路の静電容量に流れる進み電流(充電電流)を打ち消し,受電端の電圧上昇(フェランチ現象)を抑える。
  2. 遅れ電流を補償するとした2が不適当である。負荷の遅れ電流を補償するのは,並列に接続する電力用コンデンサの役割である。

選択肢ごとの解説

  1. 1.適当。中性点リアクトル(消弧リアクトルなど)を中性点と大地の間に接続し,地絡電流を制限する。
  2. 2.不適当。分路リアクトルが補償するのは進み電流である。
  3. 3.適当。直列リアクトルは高調波電流の拡大を防ぎ,回路の電圧波形のひずみを改善する。
  4. 4.適当。直列リアクトルはコンデンサ投入時の突入電流を抑え,開放時の再点弧による過電圧の発生も抑える。
引っかけ:リアクトル(遅れ)は進み電流を打ち消し,コンデンサ(進み)は遅れ電流を打ち消す。設置の仕方(並列・直列・中性点)で目的が違う。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年6月10日(日)実施) No.8。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する