受電点の短絡容量
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年6月10日(日)実施) No.12の問題です。論点は「電力系統」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
図に示す受電点の短絡容量として,正しいものはどれか。
ただし,基準容量等は次のとおりとする。
基準容量:10MV·A
変電所のパーセントインピーダンス:%Zg=j2%
配電線のパーセントインピーダンス:%Zl=6+j6%

解答欄
正解
正解:3.100MV·A
解き方
- 受電点の短絡容量は,電源から受電点までの合成パーセントインピーダンス%Zから,Ps=基準容量×100/%Zで求める。
- %Z=%Zg+%Zl=j2+(6+j6)=6+j8%で,大きさは√(6²+8²)=10%である。
- Ps=10×100/10=100MV·Aとなり,3が正しい。
選択肢ごとの解説
- 1.誤り。基準容量そのもので,%Zが100%のときの値である。
- 2.誤り。抵抗分とリアクタンス分を単純に足して%Z=14%とした値(約71MV·A)である。
- 3.正しい。Ps=10×100/10=100MV·Aである。
- 4.誤り。リアクタンス分8%だけで計算した値(10×100/8=125MV·A)である。
引っかけ:抵抗分とリアクタンス分はベクトルで合成する(単純に足さない)。6:8:10の直角三角形になる数値が多い。
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論点ページ:電力系統の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年6月10日(日)実施) No.12。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する