災害補償(労働基準法)
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.91の問題です。論点は「労働基準法」(重要度C・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
災害補償に関する記述として,「労働基準法」上,誤っているものはどれか。
解答欄
正解
正解:4.災害補償を受けている労働者が退職し,雇用関係が解消された場合においては,補償を受ける権利を失う。
解き方
- 労働基準法第83条第1項では,補償を受ける権利は,労働者の退職によって変更されることはないとしている。また同条第2項で,補償を受ける権利は譲渡し,又は差し押さえてはならないとしている。
- 退職して雇用関係が解消されると補償を受ける権利を失うとした4が誤りである。
選択肢ごとの解説
- 1.正しい。事業が数次の請負によって行われる場合,災害補償については元請負人を使用者とみなす(第87条第1項)。
- 2.正しい。業務上の負傷が治った後に身体に障害が残るときは,障害の程度に応じて障害補償を行う(第77条)。
- 3.正しい。労働者災害補償保険法に基づいて災害補償に相当する給付が行われる場合は,使用者は補償の責を免れる(第84条第1項)。
- 4.誤り。退職しても補償を受ける権利は変わらない。
引っかけ:補償を受ける権利は退職で変わらず,譲渡・差押えもできない(第83条)。数次の請負では元請負人が使用者とみなされる。
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論点ページ:労働基準法の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.91。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する