非常用の照明装置(建築基準法)
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.41の問題です。論点は「防災設備」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
非常用の照明装置に関する記述として,「建築基準法」上,誤っているものはどれか。
解答欄
正解
正解:1.常用の電源及び予備電源の開閉器には,非常用の照明装置用である旨を表示をしなければならない。
3.予備電源と照明器具との電気配線に用いる電線は,600Vビニル絶縁電線としなければならない。(これも正解)
解き方
- 非常用の照明装置の構造方法(昭和45年建設省告示第1830号)では,照明器具内の配線を除き,電気配線に用いる電線は600V二種ビニル絶縁電線その他これと同等以上の耐熱性を有するものとしている。耐熱性のない600Vビニル絶縁電線とした3は誤りである。
- また同告示で,非常用の照明装置用である旨の表示を求めているのは常用の電源の開閉器であり,1の「予備電源の開閉器」の部分は告示の文言と異なる。このため主催者は1と3のどちらも正解としている。
選択肢ごとの解説
- 1.誤りを含む。告示では常用の電源の開閉器に表示を求めており,予備電源の開閉器までは定めていない。
- 2.正しい。照明器具の主要な部分は難燃材料で造り,又は覆わなければならない。
- 3.誤り。600V二種ビニル絶縁電線その他同等以上の耐熱性を有する電線とする。
- 4.正しい。地下街の各構えの接する地下道の床面では10lx以上の照度を確保する(一般の居室などの床面は1lx以上)。
引っかけ:非常用照明の配線は耐熱性が必要で,HIV(600V二種ビニル絶縁電線)以上の電線を用いる。照度は床面1lx以上,地下街の地下道は10lx以上。
同じ論点の過去問
令和8年度 No.36自動火災報知設備の配線(消防法)
令和8年度 No.37非常用の進入口の赤色灯(建築基準法)
令和7年度 No.36誘導灯の設置と非常電源(消防法)
令和7年度 No.37非常用の照明装置(建築基準法)
令和7年度 No.73自動火災報知設備の設置基準(消防法)
論点ページ:防災設備の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.41。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する