平成29年度 No.15論点:電気機器重要度 B配点 1点未着手

三相誘導電動機の出力特性曲線

これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.15の問題です。論点は「電気機器」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

図に示す三相誘導電動機の出力特性曲線において,アとイの曲線の名称の組合せとして,適当なものはどれか。

横軸が出力〔kW〕(定格出力の位置に点線)の特性曲線。上の破線はほぼ水平でわずかに下がる曲線,アは原点からの直線,イは原点から急に立ち上がって定格出力付近で頭打ちになる一点鎖線,下の長い破線はゼロでない値から緩やかに増える曲線。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:2.ア:トルク  イ:効率

解き方

  1. 三相誘導電動機の出力特性では,回転速度は無負荷でほぼ同期速度で,出力が増えるとすべりの分だけわずかに下がる(上の破線)。
  2. トルクは回転速度がほぼ一定なので出力にほぼ比例し,原点を通る直線になる(ア)。効率は軽負荷では固定損の割合が大きいので低く,出力とともに急に上がって定格付近で最大に近づく(イ)。一次電流は無負荷でも励磁電流が流れるのでゼロでない値から出力とともに増える(下の破線)。
  3. アはトルク,イは効率で,2が適当である。

選択肢ごとの解説

  1. 1.不適当。アはトルクで正しいが,一次電流は無負荷でもゼロにならないので,原点から立ち上がるイではない。
  2. 2.適当。アはトルク,イは効率である。
  3. 3.不適当。回転速度はほぼ一定の上の破線で,原点を通るアではない。
  4. 4.不適当。イは効率で正しいが,アは原点を通る直線なので回転速度ではない。
引っかけ:無負荷でもゼロでないのは回転速度と一次電流。原点から出るのはトルク(直線)と効率(急に上がって頭打ち)である。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.15。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する