点光源による水平面照度
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.13の問題です。論点は「電気応用(照明・電熱)」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
図に示す床面P点の水平面照度Eh〔lx〕を求める式として,正しいものはどれか。
ただし,Lは点光源とし,P方向に向かう光度をI〔cd〕,LPの距離をR〔m〕,∠PLOをθとする。

解答欄
正解
正解:2.Eh=(I/R²)cosθ〔lx〕
解き方
- 点光源から距離Rの点で,光の方向に垂直な面の照度(法線照度)は,逆2乗の法則によりEn=I/R²〔lx〕である。
- 床面(水平面)の法線は鉛直方向で,光の入射方向とθの角をなす。入射角余弦の法則により,水平面照度はEh=En·cosθ=(I/R²)cosθとなり,2が正しい。
- なお,光源の高さをhとするとcosθ=h/Rなので,Eh=Ih/R³とも書ける。
選択肢ごとの解説
- 1.誤り。sinθを掛けると,光源の方向を向いた鉛直面の照度になる。
- 2.正しい。逆2乗の法則と入射角余弦の法則による。
- 3.誤り。4πで割るのは全光束から平均光度を求めるときで,照度の式には入らない。
- 4.誤り。cosθは正しいが,4πは不要である。
引っかけ:水平面照度はcosθ,鉛直面照度はsinθ。光度Iから照度を求める式に4πは入らない(4πは均等点光源の光束F=4πIで使う)。
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論点ページ:電気応用(照明・電熱)の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.13。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する