平成29年度 No.12論点:電力系統重要度 A配点 1点未着手

短絡電流の抑制対策

これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.12の問題です。論点は「電力系統」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

電力系統における短絡電流の抑制対策に関する記述として,最も不適当なものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:2.送電線に電力用コンデンサを設置する。

解き方

  1. 短絡電流は電源から故障点までのインピーダンスに反比例する。抑えるには,系統のインピーダンスを大きくするか,系統を分割して故障点へ短絡電流を供給する電源の並列を減らす。
  2. 高インピーダンス変圧器・限流リアクトル・母線分割はいずれもこの考え方による対策である。
  3. 電力用コンデンサは無効電力を供給して力率改善や電圧調整を行う設備で,短絡電流の抑制にはならないので,2が不適当である。

選択肢ごとの解説

  1. 1.適当。変圧器のインピーダンスを大きくすると,故障点までのインピーダンスが増え短絡電流が小さくなる。
  2. 2.不適当。電力用コンデンサは無効電力の供給設備で,短絡電流の抑制にはならない。
  3. 3.適当。限流リアクトルを直列に入れて回路のインピーダンスを大きくする。
  4. 4.適当。母線を分割すると並列に供給する電源が減り,短絡電流の流入経路が限られる。
引っかけ:短絡電流の抑制は「インピーダンスを大きく」「系統を分割」。コンデンサは力率・電圧の調整設備で,短絡電流とは関係しない。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.12。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する