施工経験記述

重要度 A問題1で出題過去問 8問

施工経験記述は、2級造園施工管理技士 第二次検定の平成28年度〜令和7年度(10回)のうち8回で出題された論点です(収録119問中8問・重要度A)。出題されるのは問題1です。

要点:自分が経験した造園工事について、工事の概要と、工程管理または品質管理で課題があった内容(背景・理由)と、現場で実施した処置・対策を書く(令和5年度までの問題1。令和6年度からは出題されていない)。

覚える要点

  • 令和5年度まで毎年必須の問題1で出題され、令和6年度から経験記述は出ていない。設問は工事名・施工場所・発注者名と契約上の立場・工期・工事金額・工事の概要・施工管理上の立場と、課題があった管理項目・課題の内容・処置又は対策
  • 工事名は契約書どおりの名称で造園工事と分かるものとし、施工場所は都道府県から市区町村・町名まで書く。立場は現場代理人・主任技術者・工事主任など施工管理上の立場で書き、「作業員」「社員」のように書かない
  • 工事内容及び工事数量は工種・種別・細別(樹種)・規格(H・C・W)・数量で書き、樹木の規格は公共用緑化樹木等品質寸法規格基準(案)の寸法の組合せと合う値にする。課題と処置で取り上げる工種を必ず入れる
  • 現場の状況及び周辺の状況には、地形・埋設物・公園利用者・通学路・関連工事など、課題の背景につながる事項を書く
  • 管理項目は「工程管理」か「品質管理」の一方を書き、課題と処置を同じ管理項目でそろえる。課題は「現場の状況(背景)→工程・品質に影響する理由→課題」の順に書く
  • 工程管理の処置は工程表の組替え・作業班の増加・先行作業、品質管理の処置は植栽基盤の調査と土壌改良・確認の試験・樹木の乾燥防止などを、数量・時期・方法で具体的に書き、結果まで書く
  • 工期と植栽の時期を樹種の適期と矛盾させない。落葉樹は厳寒期を除く落葉後から萌芽前まで、常緑広葉樹は春の萌芽前後や梅雨期が植付けの適期
  • 解答欄の字数は示されないので、当サイトの記述例は課題200字、処置250字程度を目安にしている。経験していない工事を書くと失格になる

勉強のしかた:令和5年度まで毎年必須の問題1で、令和6・7年度は出題がなかった。工程管理と品質管理の両方について自分の造園工事で記述をあらかじめ作り、工事概要の樹種・規格・数量と本文をそろえ、工期と植栽の適期が矛盾しないことを確かめておく。

この論点の引っかけ・間違えやすい点

収録している過去問の解説から、施工経験記述で間違えやすい点を集めました。

  • 令和5年度 問題1:管理項目名は「工程管理」か「品質管理」の一方だけを書き、(4)と(5)をその管理項目でそろえる。工期と植栽の時期が適期と矛盾しないようにし、工事概要に書いた樹種・数量と(4)・(5)の記述を一致させる。造園工事以外の記述は採点されない。
  • 令和4年度 問題1:設問は「工程管理又は品質管理」のどちらか一方を選ぶ。(4)の管理項目名と(5)の内容を同じ管理項目にそろえる。工程管理を選んだのに品質の確保の話だけを書く、また(2)の工事概要に無い工種の課題を書くと減点される。
  • 令和元年度 問題1:管理項目名は「工程管理」か「品質管理」の一方だけを書き、(4)と(5)をその管理項目でそろえる。工期と植栽の時期が適期と矛盾しないようにし、工事数量に書いた樹種・本数と(4)・(5)の記述を一致させる。造園工事以外の記述は採点されない。
  • 平成30年度 問題1:管理項目名は「工程管理」か「品質管理」の一方だけを書き、(4)と(5)をその管理項目でそろえる。平成30年度は工事の概要が(ア)工事内容・(イ)工事数量・(ウ)現場の状況の3つに分かれているので、それぞれの欄に合う内容を書く。工期と植栽の時期が適期と矛盾しないようにし、工事数量に書いた樹種・数量と(4)・(5)の記述を一致させる。造園工事以外の記述は採点されない。
  • 平成29年度 問題1:管理項目名は「工程管理」か「品質管理」の一方だけを書き、(4)と(5)をその管理項目でそろえる。平成29年度は工事の概要が(ア)工事の内容・(イ)工事数量・(ウ)現場の状況の3つに分かれているので、(ア)に数量を並べるだけにしない。工期と植栽の時期が適期と矛盾しないようにし、工事数量に書いた樹種・数量と(4)・(5)の記述を一致させる。造園工事以外の記述は採点されない。
  • 平成28年度 問題1:管理項目名は「工程管理」か「品質管理」の一方だけを書き、(4)と(5)をその管理項目でそろえる。(2)⑤の(ア)〜(ウ)は別々に書き、(イ)に書いた樹種・数量と(4)・(5)の記述を一致させる。工期と植栽の時期が適期と矛盾しないようにする。造園工事以外の記述は採点されない。

この論点の問題

同じ問題で出る論点

問題1では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。

出題実績は資格試験対策.netが平成28年度〜令和7年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。