芝生・花壇
重要度 A問題1・問題2で出題過去問 17問
芝生・花壇は、2級造園施工管理技士 第二次検定の平成28年度〜令和7年度(10回)のうち10回で出題された論点です(収録119問中17問・重要度A)。出題されるのは問題1・問題2です。
要点:張芝工事の作業手順(耕耘・不陸整正・目土かけ・ローラかけ)、芝の植付け方法の名称、目土かけの方法と効果。
覚える要点
- 張芝の作業手順は、耕耘→不陸整正→(軽転圧)→植付け→目土かけ→ローラかけ。耕してから凹凸を直し、目土をかけてからローラで転圧するので、順序を逆にしない
- 床土の整地は、設計図書の深さに耕して石・がれき・雑草の根などを除き、レーキでかき均して不陸を整え、雨水がたまらないよう排水先へ緩い水勾配を付ける
- 芝の植付け方法は、目地を空けず全面に張るべた張り、目地(30mm以内)を空けて張る目地張り、1枚おきに市松模様に張る市松張り、帯状に間隔を空ける筋張りがある。目地張りでも縦目地は半枚ずらし、芋目地にしない
- 目地張りは芝の使用量が少なく経済的で、平坦地で目地をほふく茎が覆う期間があるときに選ばれる。ロールシバは1枚が大きく目地が少ないので張る手間が少なく、広い面積を短い期間で施工できる
- 目土は雑草の種子・根茎・れき・ごみを含まない砂質土をふるって使う。均し板(トンボ)で目地のくぼみにかき入れ、芝の葉先が見える程度の厚さで全面に均一にかけ、かけ終えた後に締め固める
- 目土かけの効果は、ほふく茎と根の乾燥を防いで発根と伸長を促し活着を助けること、目地や凹凸を埋めて芝生面を平らに仕上げること。張芝後の養生には除草・施肥などがある
- 芝の葉の品質は、正常な葉形・葉色を保ち萎縮・徒長・蒸れがなく、全体に均一に密生し一定の高さに刈り込んであること(規格基準のシバ類の品質規格)
勉強のしかた:毎年必須の問題2(令和6年度からは問題1)で、張芝の作業手順の空欄、略図から植付け方法の名称、目土の材料・かけ方・効果がほぼ毎年出る。手順の6つの作業を順に言えるようにし、べた張り・目地張り・市松張りの図を描き分け、目土は「材料」「方法」「効果」を書き分ける練習をする。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、芝生・花壇で間違えやすい点を集めました。
- 令和7年度 問題1 設問(3)(イ)(ロ)(ニ):(イ)は病害虫を除いた「葉」の品質なので、規格表の葉の項目(葉形・葉色・萎縮・徒長・蒸れ・密生・刈込み)から選ぶ。(ニ)は留意事項1つと道具の名称2つを答える。
- 令和7年度 問題1 設問(3)(ハ):すき間が芝1枚分あるのが市松張り、すき間のないのがべた張り。この図は40mmの目地だけなので目地張りである。
- 令和6年度 問題1 設問(3):(ロ)は「目的」を1つ書く。目土の材料や道具ではなく、乾燥防止・活着の促進・凹凸の解消など、何のために行うかを書く。
- 令和5年度 問題2 設問(3)(イ):耕耘と不陸整正の順を逆にしない(耕してから凹凸を直す)。ローラかけは芝を張って目土をかけた後の転圧で、植付けの前の「軽転圧」とは別である。
- 令和5年度 問題2 設問(3)(ロ)(ハ):(ロ)は「作業方法」の留意事項で、目土の材料は除外条件。(ハ)は「目土」「灌水」を除く作業名称を書く。張った直後の芝にエアレーションやブラッシングを行うと根付く前の芝を傷めるので、工期末までの養生としては答えにくい。
- 令和4年度 問題2 設問(3):(イ)は「きょう雑物の除去など耕耘に関する内容」が除かれている。「石やごみを取り除く」「深さ○cmまで耕す」は書かない。(ロ)の材料の留意事項は目土のかけ方(厚さ・回数)ではなく、準備する材料の質を書く。
この論点の問題
ノシバの植付け:葉の品質の確認・床土の排水性の確保・目土の材料と目土かけの道具令和7年度 問題1 設問(3)(イ)(ロ)(ニ)
芝の植付け方法の名称(略図)令和7年度 問題1 設問(3)(ハ)
ノシバの植付け:不陸整正の留意事項・目土かけの目的令和6年度 問題1 設問(3)
張芝工事の作業手順(耕耘・不陸整正・植付け・ローラかけ)令和5年度 問題2 設問(3)(イ)
目土かけの作業方法の留意事項・張芝後の芝生養生の作業名称令和5年度 問題2 設問(3)(ロ)(ハ)
ノシバの目地張り:排水性に留意した床土の整地仕上げ・目土の材料の留意事項と目土かけの効果令和4年度 問題2 設問(3)
張芝工事の作業手順(耕うん・目土かけ・ローラかけ)令和3年度 問題2 設問(2)(イ)
張芝の不陸整正の留意事項・ロールシバを用いる利点令和3年度 問題2 設問(2)(ロ)(ハ)
ノシバの目地張り:目地張りを選んだ理由・目土かけの作業方法・目土かけの効果令和2年度 問題2 設問(3)
コウライシバの目地張り:床土の整地作業の内容・切芝の並べ方(図示)令和元年度 問題2 設問(3)
張芝工事の作業手順(耕耘・不陸整正・植付け・目土かけ)平成30年度 問題2 設問(2)(イ)
張芝の目土かけ:目土の材料に関する留意事項・目土かけの作業方法に関する留意事項平成30年度 問題2 設問(2)(ロ)
張芝の床土の整備に必要な整地作業の内容(土壌改良材を除く)平成29年度 問題2 設問(2)(イ)
略図(平面図)に示す芝の植付け方法の名称平成29年度 問題2 設問(2)(ロ)
芝を並べた後に行う目土かけの目土の役割平成29年度 問題2 設問(2)(ハ)
芝の植付け方法の名称(略図)・張芝工事の作業手順の空欄の作業名称平成28年度 問題2 設問(3)(イ)(ロ)
目土かけを行う際の留意事項平成28年度 問題2 設問(3)(ハ)
同じ問題で出る論点
問題1・問題2では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成28年度〜令和7年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。