樹木の規格・植栽基盤の調査

重要度 B問題1・問題2で出題過去問 4問

樹木の規格・植栽基盤の調査は、2級造園施工管理技士 第二次検定の平成28年度〜令和7年度(10回)のうち4回で出題された論点です(収録119問中4問・重要度B)。出題されるのは問題1・問題2です。

要点:公共用緑化樹木等品質寸法規格基準(案)の品質規格と、幹周・枝張の判定。

覚える要点

  • 品質規格は樹姿(樹形(全形)・幹・枝葉の配分・枝葉の密度・下枝の位置)と樹勢(生育・根・根鉢・葉・樹皮(肌)・枝・病虫害)に分ける。見た目の形が樹姿、生育の状態が樹勢
  • 幹周は根鉢の上端から1.2m上りの位置で測り、そこで枝が分岐していればその上部を測る。株立物は各幹の周長の総和の70%を幹周とし、3本立以上の指定に対して2本立のものは適合しない
  • 枝張は方向により長短があるときは最長と最短の平均値とし、一部の突出した枝は含めない。最大値や最小値だけで判定しない
  • 規格基準は樹木の搬入(納品)時に適用し、寸法値は最低値を示す。平均が規格値以上なら満たし、届かなければ満たさない

勉強のしかた:問題2(令和6年度からは問題1)で数年おきに、品質の区分(樹姿・樹勢)と幹周・枝張の判定が出る。幹周の測定位置(1.2m・分岐の上部)、株立物の70%、枝張の平均値の3つを正確に覚え、1級の株立物の問題も解いておく。

この論点の引っかけ・間違えやすい点

収録している過去問の解説から、樹木の規格・植栽基盤の調査で間違えやすい点を集めました。

  • 令和6年度 問題1 設問(1)(イ)(ロ):(イ)Aの「樹勢」は生育・根・葉・枝・病虫害など樹木の勢いを見る項目で、幹・枝葉の配分・枝葉の密度・下枝の位置は樹姿の項目である。(ロ)は最大値や最小値ではなく平均値で判定する。最小値1.7mだけを見て「満たしていない」としない。
  • 令和4年度 問題2 設問(1):Aの樹姿と樹勢を取り違えやすい。見た目の形(樹形・枝葉の配分・下枝の位置)が樹姿、根・葉・樹皮・病虫害など生育の状態が樹勢である。「見映え」は規格基準の品質の区分の名前ではない。
  • 令和2年度 問題2 設問(1)(イ):アは4本の幹を全部足すと0.252mでちょうど規格を上回る(太い幹だけで計算しない)。ウは太い幹があっても総和の70%が0.238mで届かない。オは総和の70%が0.259mになるが、3本立以上の指定に対して2本立なので不適合。総和を70%にし忘れると、ウ(0.34m)も合格に見える。
  • 平成30年度 問題2 設問(1)(ロ)(ハ):(ロ)は最大値(1.1m)でも最小値(0.7m)でもなく平均値の0.9m。規格の寸法値は最低値なので、平均が1.0mに届かなければ満たしていない。(ハ)の「樹冠」「枝振り」「見映え」は品質の区分の名前ではない。

この論点の問題

同じ問題で出る論点

問題1・問題2では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。

出題実績は資格試験対策.netが平成28年度〜令和7年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。