土壌pHと酸性土壌の改良
これは2級造園施工管理技士 第一次検定 令和4年度 後期(2022年11月20日(日)実施) No.3の問題です。論点は「土壌・肥料」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
土壌pHに関する次の記述の(A),(B)に当てはまる語句の組合せとして,適当なものはどれか。
土壌pHは,数値が( A )なるほど酸性が強いことを表す。雨の多い我が国では,土壌が酸性になりやすいので,土壌pHを改良するために( B )を用いる場合がある。
解答欄
正解
正解:(1) (A) 小さく ― (B) 消石灰
解き方
- pHは7が中性で、数値が小さいほど酸性が強く、大きいほどアルカリ性が強い。
- 雨の多いわが国では塩基類が流されて土壌が酸性になりやすく、その改良(中和)にはアルカリ性の消石灰(水酸化カルシウム)や苦土石灰などの石灰質資材を用いる。硫安(硫酸アンモニウム)は生理的酸性肥料で、施すと土壌をさらに酸性にする。よって(1)が適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。pHの数値が小さいほど酸性が強く、酸性土壌の改良には消石灰を用いる。
- (2)適当でない。硫安は生理的酸性肥料であり、酸性土壌の改良には用いない。
- (3)適当でない。pHの数値が大きいほどアルカリ性が強くなる。
- (4)適当でない。数値が大きいほどアルカリ性であり、硫安も酸性の改良には用いない。
引っかけ:酸性土壌には石灰(消石灰・苦土石灰)。硫安・塩安は使い続けると土を酸性にする肥料である。
同じ論点の過去問
令和8年度 前期 No.2土壌の性質(粒径・有機物・水分・色)
令和8年度 前期 No.3土壌改良材(黒曜石パーライト・バーク堆肥)
令和8年度 前期 No.4肥料の三要素(葉肥・実肥・根肥)
令和7年度 後期 No.2土壌の性質(三相分布・pH・硬さ)
令和7年度 後期 No.3腐植の働き(正誤の組合せ)
論点ページ:土壌・肥料の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級造園施工管理技士 第一次検定 令和4年度 後期(2022年11月20日(日)実施) No.3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する