令和4年度 後期 No.10論点:植栽・移植重要度 A配点 1点未着手

樹木の根回し(時期・溝掘り式・切断位置)

これは2級造園施工管理技士 第一次検定 令和4年度 後期(2022年11月20日(日)実施) No.10の問題です。論点は「植栽・移植」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

造園樹木の根回しに関する記述のうち,適当でないものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(2) 溝掘り式の根回しでは,根元の周囲を掘り回し,側根だけを切断する。

解き方

  1. 溝掘り式の根回しは、根元の周囲を根鉢の大きさに溝状に掘り回し、支持根として太い根を3〜4本程度残して環状はく皮を行い、その他の根は側根も下に伸びる根も切断する方法である。根元の周囲を掘らずに、側根だけをスコップなどで切断するのは断根式(根切り式)である。よって(2)が適当でない。
  2. 根回しは、移植のときの根鉢よりやや小さく(内側で)行い、切断した位置から発生した細根を移植時の根鉢に含めて掘り上げる。根回しの時期は、根の活動が始まる春の萌芽前から、発根が著しい春期を経て梅雨期までが適するとされる。貴重な樹木や衰弱した樹木は、2〜3回(2〜3年)に分けて少しずつ根を切るのが安全である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当。根回しは発根が著しい春期に行うのがよく、梅雨期までが適期とされる。
  2. (2)適当でない。溝掘り式では太根の一部を環状はく皮して残し、その他の根は側根に限らず切断する。側根だけを切るのは断根式である。
  3. (3)適当。根回しの位置は移植時の根鉢よりやや内側とし、発生した細根を根鉢に含めて掘り上げる。
  4. (4)適当。貴重な樹木や衰弱した樹木は、2〜3回に分けて根回しを行うのが安全である。
引っかけ:根回しは「移植の根鉢よりやや内側」。新しい細根を根鉢に取り込むためである。

同じ論点の過去問

令和4年度 後期の前後の問題

2級造園施工管理技士 第一次検定 過去問一覧(回別・論点別)

出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級造園施工管理技士 第一次検定 令和4年度 後期(2022年11月20日(日)実施) No.10。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する