令和4年度 前期 No.16論点:公園施設重要度 A配点 1点未着手

一方向ぶらんこのスイングクリアランスと人止め柵

これは2級造園施工管理技士 第一次検定 令和4年度 前期(2022年6月5日(日)実施) No.16の問題です。論点は「公園施設」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘・現行の法令・基準との関係が読めます。

遊具に関する次の記述の(A),(B)に当てはまる数値の組合せとして,適当なものはどれか。

下図(側面図)のような児童用の一方向ぶらんこを設置する際に,スイングクリアランスを(A)mmとし,周囲に高さ(B)mmの人止め柵を取り付けた。

側面図(模式図)。A字形に開いた2本の支柱の頂部の横梁から鎖が下がり,下端に座板(着座部)が付いた一方向ぶらんこ。「スイングクリアランス」と書いた引出し線の矢印が,座板の下面と設置面との間の上下の間隔(両矢印)を指している。図の下に「設置面」の文字と,「※人止め柵は周囲に設置されているものとする」の注がある。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(4) (A) 400 ― (B) 600

解き方

  1. 一方向ぶらんこの着座部底面の最下点から着地面までの間隔(スイングクリアランス)は,子どもが着座した状態で350mmを基準とし,+100mmまでを許容範囲とする(都市公園における遊具の安全確保に関する指針(改訂第3版,令和6年6月)の参考資料に示された遊具の安全に関する規準の抜粋。改訂第2版も同じ)。400mmはこの範囲(350〜450mm)に入る。250mmでは足が地面に当たったり,転落した子どもに着座部が衝突したりするおそれがある。
  2. ぶらんこの周囲には,揺動部に子どもが近づかないよう人止め柵(安全柵)を設ける。柵が低すぎると子どもがつまずいたり乗り越えたりしやすいので,一般に高さ600mm程度とされる。したがって(4)の400・600が適当である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当でない。スイングクリアランス250mmは低すぎ,柵の高さ400mmも低い。
  2. (2)適当でない。スイングクリアランス250mmは基準(350〜450mm)を下回る。
  3. (3)適当でない。人止め柵の高さ400mmは低く,つまずきや乗り越えのおそれがある。
  4. (4)適当。スイングクリアランス400mm,人止め柵の高さ600mmである。
引っかけ:一方向ぶらんこのスイングクリアランスは350mm(+100mmまで),全方向ぶらんこは400mm(+100mmまで)。
現行法令との関係:本試験の時点の都市公園における遊具の安全確保に関する指針は改訂第2版(平成26年6月)で,令和6年6月に改訂第3版が作成された。改訂第3版の参考資料に示されたスイングクリアランスの数値(一方向ぶらんこは350mmを基準とし+100mmまで,全方向ぶらんこは400mmを基準とし+100mmまで)は改訂第2版と同じで,この問題の答えは変わらない。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級造園施工管理技士 第一次検定 令和4年度 前期(2022年6月5日(日)実施) No.16。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する