樹木の支柱(添え柱・八ツ掛・鳥居型・留杭)
これは2級造園施工管理技士 第一次検定 令和元年度 前期(2019年6月2日(日)実施) No.12の問題です。論点は「植栽・移植」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
造園樹木の支柱に関する記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 布掛け支柱や八ツ掛支柱の取付けにおいては,支柱を地際で安定させるため,留杭(やらず杭)を地面と垂直になるように打ち込む。
解き方
- 留杭(やらず杭・根止め杭)は、布掛け支柱や八ツ掛支柱の丸太の基部が沈んだり滑ったりしないよう、支柱の根元に打ち込んで支柱と釘打ち・鉄線で結束する杭である(公園緑地工事共通仕様書 2-3-3「根止めに杭を打込み」)。支柱から伝わる力を受け止めるよう、一般に支柱の傾きに対して直角に近い向き(地面に対しては斜め)に打ち込むもので、地面と垂直に打ち込むのではない。よって(4)が適当でない。
- 添え柱支柱は丸太や竹を幹に添えて地中に差し込み、幹と結束する。八ツ掛支柱は樹高の3分の2程度の位置で、三方または四方から幹や太枝に結束する。支柱の丸太どうしを接合する部分は釘打ちのうえ鉄線がけとする(同 2-3-3)。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。添え柱支柱は丸太や竹を幹に添えて地中に差し込み、幹と結束する。
- (2)適当。八ツ掛支柱は樹高の3分の2程度の位置で、三方または四方から幹や太枝に結束する。
- (3)適当。鳥居型支柱の丸太どうしの交差部は、釘打ちのうえ鉄線を綾に掛けて結束する。
- (4)適当でない。留杭は支柱の根元の滑りを止めるよう、一般に支柱の傾きに対して直角に近い向きに打ち込むもので、地面と垂直に打ち込むのではない。
引っかけ:支柱の丸太と丸太の接合は「釘打ち+鉄線掛け」、幹との接点は「保護材(杉皮)+しゅろ縄の割り縄掛け」。
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論点ページ:植栽・移植の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和元年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級造園施工管理技士 第一次検定 令和元年度 前期(2019年6月2日(日)実施) No.12。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する