樹木の根回し(断根式・溝掘り式)
これは2級造園施工管理技士 第一次検定 令和元年度 前期(2019年6月2日(日)実施) No.10の問題です。論点は「植栽・移植」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
造園樹木の根回しに関する記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 断根式の根回しは,根元の周囲を掘回し側根だけを切断する方法で,一般に深根性の樹種を対象に行う。
解き方
- 断根式の根回しは、根元の周囲を掘り回して側根だけを切断する簡易な方法で、一般に浅根性の樹種や、比較的移植が容易な樹種に行う。深根性の樹種や大木・移植困難な樹種には、溝を掘って太い支持根に環状はく皮を行う溝掘り式(溝掘式)を用いる。よって(2)が適当でない。
- 根鉢の直径は一般に根元直径の3〜5倍程度とする。環状はく皮をすると、はく皮部の上端(根元側)から細根が発生する。根を切ると吸水量が減るので、枝葉を剪定して蒸散量とのバランスをとる。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。根回しの根鉢の直径は、一般に根元直径の3〜5倍程度とする。
- (2)適当でない。断根式は一般に浅根性の樹種や移植の容易な樹種に行い、深根性の樹種には溝掘り式を用いる。
- (3)適当。環状はく皮を行うと、はく皮部の根元側から発根が促される。
- (4)適当。根の切断で減った吸水量とのバランスをとるため、枝葉を剪定して蒸散量を減らす。
引っかけ:断根式は浅根性・移植容易な樹種、溝掘り式は深根性・大木・移植困難な樹種。発根は環状はく皮の上端(根元側)から。
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論点ページ:植栽・移植の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和元年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級造園施工管理技士 第一次検定 令和元年度 前期(2019年6月2日(日)実施) No.10。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する