樹木の根回し(時期・溝掘り式・支柱)
これは2級造園施工管理技士 第一次検定 平成30年度 後期(2018年11月18日(日)実施) No.10の問題です。論点は「植栽・移植」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
造園樹木の根回しに関する記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 落葉広葉樹の根回しは,落葉後の秋から冬の時期に行うのがよい。
解き方
- 根回しは、移植の前に根を切って鉢の内側に細根の発生を促す作業である。新しい根がよく出る時期に行うのが効果的で、根の活動が始まる春の萌芽前から、発根が著しい春期を経て梅雨期までが適期とされる。落葉後の秋から冬の休眠期は、切った根や環状はく皮した部分から新しい根が出にくいので適さない。よって(1)が適当でない。
- 溝掘り式では、所定の鉢の外周に溝を掘って側根を切り、倒伏を防ぐための支持根を三方又は四方に残す。残した支持根や太い直根は切断せず、形成層まで環状はく皮を行い(一般に幅10〜15cm程度)、はく皮した部分から新しい根を出させる(公園緑地工事共通仕様書 根回し工)。根回し後は、揺れによる新根の切断や倒伏を防ぐため支柱を取り付ける。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。根回しは春の萌芽前から梅雨期までが適期で、落葉後の秋から冬の休眠期は新しい根が出にくい。
- (2)適当。溝掘り式では、支持根を三方又は四方に残す。
- (3)適当。太い根は切断せずに環状はく皮を行い、支えとして残しながら発根を促す。
- (4)適当。新根の切断や倒伏を防ぐため、根回し後に支柱を取り付ける。
引っかけ:根回しの適期は「春の萌芽前から梅雨期まで」。溝掘り式は「支持根を残して環状はく皮」、断根式は「側根を切るだけ」。
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論点ページ:植栽・移植の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級造園施工管理技士 第一次検定 平成30年度 後期(2018年11月18日(日)実施) No.10。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する