造園樹木の根回し(目的・方式・時期)
これは2級造園施工管理技士 第一次検定 平成30年度 前期(2018年6月3日(日)実施) No.11の問題です。論点は「植栽・移植」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
造園樹木の根回しに関する記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 溝掘り式の根回しは,側根だけを切断する方法であり,一般に浅根性の樹種を対象に行う。
解き方
- 根回しには、太い根を残さず側根を切断する断根式と、周囲に溝を掘って側根を切り、太い根の一部を環状はく皮して残す溝掘り式がある。側根だけを切断する方法は断根式で、浅根性の樹種や比較的小さな樹木に用いる。溝掘り式は深根性の樹種や大きな樹木に用いる。よって(2)が適当でない。
- 根回しは、切断や環状はく皮によって根鉢の内側に細根を発生させ、移植後の活着を良くするために行う。埋戻しは根と土が密着するように突き固め、根回しの時期は根の活動が盛んになる春の萌芽前が最も良く、梅雨期までに行うのが良い。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。根の切断や環状はく皮により、根鉢の範囲内に細根の発生を促す。
- (2)適当でない。側根だけを切断するのは断根式であり、溝掘り式は深根性の樹種や大径木に用いる。
- (3)適当。埋戻しは根と土がよく密着するように行う。
- (4)適当。根回しは春期が最も良く、梅雨期までに行う。
引っかけ:断根式=側根を切るだけ(浅根性・小さい木)、溝掘り式=溝を掘り太根は環状はく皮して残す(深根性・大きい木)。
同じ論点の過去問
令和8年度 前期 No.10造園樹木の植付け(植穴・時期・剪定)
令和8年度 前期 No.11植物の施肥(元肥・お礼肥・硫安・葉面散布)
令和8年度 前期 No.12秋に剪定しても翌年の開花に支障がない花木
令和8年度 前期 No.37ヤマザクラの移植(植付けと八ツ掛支柱)
令和8年度 前期 No.38ケヤキの根回し(溝掘り式)
論点ページ:植栽・移植の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級造園施工管理技士 第一次検定 平成30年度 前期(2018年6月3日(日)実施) No.11。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する