品質管理
重要度 B問題4で出題過去問 4問
品質管理は、1級造園施工管理技士 第二次検定の平成28年度〜令和7年度(10回)のうち3回で出題された論点です(収録212問中4問・重要度B)。出題されるのは問題4です。
要点:出来形管理の内容、施工段階で検査を行う理由。
覚える要点
- 出来形管理は、工事目的物が設計図書(設計図・仕様書)に示された形状と寸法を満足しているかを確かめ、欠陥のない信頼性の高いものを完成させる管理。施工計画書や数量(出来高)と取り違えない
- 工事完成後に目視で確認できない箇所(植穴・客土・土壌改良の深さ・暗渠・路盤など)は、出来形の記録とあわせて写真で施工状況を記録する
- 発注者の検査を施工段階でも行う理由は、完成後に隠れて確かめられなくなる部分の品質・出来形をその時点で確かめるため、不良を早く見つけて手直しし、後工程への持込みと大きな手戻りを防ぐための2つ
- 施工段階の検査の理由を問う設問では、部分払(出来高に応じた支払い)のための既済部分検査の話は除外されることが多い
勉強のしかた:問題4で出来形管理の穴埋めと、施工段階で検査を行う理由が数年おきに出る。出来形管理の定義(設計図書・形状・寸法・目視できない箇所の写真)を文言どおりに覚え、検査の理由は2つを短文で書けるようにしておく。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、品質管理で間違えやすい点を集めました。
- 令和5年度 問題4 設問(2):(a)は「施工計画書」が誤り。受注者が作る施工計画書ではなく、発注者が示す設計図(「設計図書」と書いてもよい)に照らして確認する。(b)の「数量」は出来高(工事の進み具合や支払)の管理に使う言葉で、出来形は「形状」と寸法。
- 令和5年度 問題4 設問(3):部分払(出来高に応じた支払)のための検査は除外されている。「完成後に見えなくなる部分の確認」と「不良の早期発見・手戻りの防止」が要点。
- 令和元年度 問題4 設問(2):部分払に関する内容(既済部分検査・出来高の確認と支払い)は除外。「品質を確保するため」だけでは理由として具体性が足りない。見えなくなる部分の確認と、早期の手直しによる手戻りの防止の2つを書く。
- 平成30年度 問題4 設問(2):Aは「数量」ではなく「形状」。出来形は形状と寸法の管理。Aを「規格」などと書くより、出来形の管理対象である「形状」(形)と「寸法」の組で覚える。Bは完成後に見えなくなる部分のことで、「目視(外観)」による確認ができないため写真で記録する。
この論点の問題
出来形管理の内容(正誤:○か適当な語句)令和5年度 問題4 設問(2)
発注者の検査が施工段階で行われる理由令和5年度 問題4 設問(3)
品質・出来形の検査を施工段階でも行う理由令和元年度 問題4 設問(2)
出来形管理の内容(穴埋め)平成30年度 問題4 設問(2)
同じ問題で出る論点
問題4では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成28年度〜令和7年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。