品質・出来形の検査を施工段階でも行う理由
これは1級造園施工管理技士 第二次検定 令和元年度(2019年12月1日(日)実施) 問題4 設問(2)の問題です。論点は「品質管理」(重要度B・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
(2) 工事目的物の品質・出来形について各種の検査が行われるが、それらの検査は、一般に工事完成後だけでなく施工段階においても行われることがある。その理由を具体的に2つ記述しなさい。
【問題4】品質管理に関する以下の設問(1)、(2)について答えなさい。
(ただし、部分払に関する内容は除く。)
解答欄
正解
施工段階でも検査が行われる理由 1 模範解答
完成後は土の中や構造物の下に隠れて確かめられなくなる植穴・客土・土壌改良や路盤などの品質・出来形を、その時点で確かめるため。
62 字別解
完成後の検査では壊さないと確かめられない部分を施工の途中で確認しておき、工事目的物全体の品質を確保するため。
施工段階でも検査が行われる理由 2 模範解答
不良を早い段階で見つけて手直しし、後工程に不良を持ち込んで大きな手戻りや工期の遅れ、費用の増加を招くのを防ぐため。
57 字別解
施工の段階ごとに設計図書どおりかを確かめ、次の工程に進む前に品質・出来形を確定させて、施工を確実に進めるため。
要点(書けていたものにチェック)施工段階でも検査が行われる理由 1施工段階でも検査が行われる理由 2
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 工事目的物の検査には、工事完成後の完成検査のほか、施工の途中で行う段階確認や中間検査がある。土木工事共通仕様書(案)では、設計図書で定められた段階確認(植栽工事では植穴・客土・基盤整備、舗装では路盤など)を、受注者の施工段階ごとに監督職員が確認する。
- 施工段階で検査する理由の一つは、完成後には土に埋まる・上に構造物ができるなどして見えなくなり、壊さないと確かめられない部分(植穴の大きさ、客土・土壌改良材の混合、暗渠排水、路盤の厚さ・締固めなど)の品質・出来形を、その時点で確かめるためである。
- もう一つは、不良を早い段階で見つけて手直しし、不良が後の工程に引き継がれて大きな手戻りや工期の遅れ、費用の増加になるのを防ぐためである。部分払(出来高に応じた支払い)のための既済部分検査は除外されているので書かない。
引っかけ:部分払に関する内容(既済部分検査・出来高の確認と支払い)は除外。「品質を確保するため」だけでは理由として具体性が足りない。見えなくなる部分の確認と、早期の手直しによる手戻りの防止の2つを書く。
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平成30年度 問題4 設問(2)出来形管理の内容(穴埋め)
論点ページ:品質管理の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和元年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第二次検定 令和元年度(2019年12月1日(日)実施) 問題4 設問(2)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する