横線式工程表(バーチャート)と工程管理曲線の名称と長所
これは1級造園施工管理技士 第二次検定 令和4年度(2022年12月4日(日)実施) 問題3 設問(3)(イ)の問題です。論点は「工程管理」(重要度A・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
(イ) 下図では2種類の手法を組み合わせて工程表が作成されている。それぞれの名称と長所を記述しなさい。
【問題3】工程管理に関する以下の設問(1)〜(4)について答えなさい。
(3) 下図に示す工程表に関し、以下の(イ)、(ロ)について答えなさい。
(ただし、図表作成の難易に関する記述は除く。)

解答欄
正解
手法1の名称 模範解答
横線式工程表(バーチャート)
14 字別解
バーチャート(横線式工程表)
手法1の長所 模範解答
工種ごとの作業の開始・終了時期と所要日数がひと目で分かり、予定と実施の横線を比べて工種ごとの遅れを把握しやすい。
56 字別解
各工種をいつからいつまで施工するかが明確で、予定と実績を並べて、どの工種がどれだけ遅れているかが分かりやすい。
手法2の名称 模範解答
出来高累計曲線(Sカーブ)
13 字別解
工程管理曲線(累積出来高曲線)
累積出来高曲線(Sカーブ)
手法2の長所 模範解答
工事全体の出来高の累計を予定と実施で比べられ、全体の進捗の遅れや進みとその程度を数量的に把握できる。
50 字別解
予定曲線と実施曲線の差から、工事全体がどれだけ遅れているか(進んでいるか)を割合で読み取ることができる。
要点(書けていたものにチェック)手法1の名称手法1の長所手法2の名称手法2の長所
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 図の左側の横線は、工種ごとに予定(白抜き)と実施(黒塗り)の作業期間を月の目盛りに沿って描いた横線式工程表(バーチャート)である。工種ごとの施工時期と期間が直観的に分かり、予定と実施を比べて工種ごとの遅れを把握しやすい。一方、作業の前後関係や、どの作業が工期全体に影響するかは分かりにくい。
- 図の右側の曲線は、累積完工率(出来高の累計の割合)を予定(破線)と実施(実線)で描いた出来高累計曲線(工程管理曲線、Sカーブ)である。工事全体の進捗を数量的に把握でき、予定曲線との差から全体の遅れ・進みの程度が分かる。一方、どの工種が遅れの原因かは曲線だけでは分からない。
- 2つを組み合わせることで、工事全体の遅れ(曲線)と、その原因となっている工種(横線)を同時に読み取ることができる。
引っかけ:名称は「横線式工程表(バーチャート)」と「出来高累計曲線(工程管理曲線・Sカーブ)」。ガントチャート(作業ごとの達成率を横線で示すもの)とは別のもの。長所は「図表作成の難易」以外で書く。
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論点ページ:工程管理の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第二次検定 令和4年度(2022年12月4日(日)実施) 問題3 設問(3)(イ)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する