突貫工事で原価が上昇する要因
これは1級造園施工管理技士 第二次検定 令和4年度(2022年12月4日(日)実施) 問題3 設問(4)の問題です。論点は「工程管理」(重要度A・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 5 手順・引っかけの指摘が読めます。
(4) 工事の進捗を踏まえ、実施工程の短縮が必要となり、いわゆる突貫工事を行う場合があるが、その場合には一般的に原価を上昇させることになる。この原価上昇の要因として考えられるものを2つ記述しなさい。
【問題3】工程管理に関する以下の設問(1)〜(4)について答えなさい。
(ただし、夜間工事、仮設備、仮設用材料、機械器具に関する内容を除く。)
解答欄
正解
原価上昇の要因 1 模範解答
作業員を急に増員するため、熟練度の低い作業員が加わって作業能率が下がり、労務費が割高になる。
46 字別解
休日作業を行うため、休日の割増賃金の支払いが生じ、労務費が増える。
作業が重なって作業員の手待ちや手戻り、品質不良による手直しが増え、施工の能率が下がる。
原価上昇の要因 2 模範解答
材料を短期間で調達するため、通常より高い単価での購入や小口の緊急輸送となり、材料費が上がる。
46 字別解
作業が重なって作業員の手待ちや手戻り、品質不良による手直しが増え、施工の能率が下がる。
休日作業を行うため、休日の割増賃金の支払いが生じ、労務費が増える。
要点(書けていたものにチェック)原価上昇の要因 1原価上昇の要因 2
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 工期を短縮すると、一般に直接費が増える(ノーマル・タイムより短くするほど直接費が急に増える)。突貫工事で原価が上がる主な要因は、労務費・材料費の割増しと、作業の能率の低下である。
- 労務:作業員の急な増員による未熟練者の増加と能率の低下、休日作業の割増賃金、宿泊費などの付帯費用。
- 材料:短期間での調達による高い単価での購入、小口・緊急の輸送費の増加。
- 能率:作業の輻輳による手待ち・手戻り、品質不良による手直し、安全対策の増加など。
- 問題文で除かれている夜間工事(夜間の割増賃金を含む)、仮設備・仮設用材料の増加、機械器具の増加・損料の増加は書かない。
引っかけ:除外されている「夜間工事」「仮設備」「仮設用材料」「機械器具」に触れない。労務費・材料費・能率の低下の観点で書く。
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論点ページ:工程管理の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第二次検定 令和4年度(2022年12月4日(日)実施) 問題3 設問(4)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する