工事の建設費と工期(直接費・間接費・最適工期、直接費に当たる費目)
これは1級造園施工管理技士 第二次検定 令和4年度(2022年12月4日(日)実施) 問題3 設問(2)の問題です。論点は「工程管理」(重要度A・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 6 手順・引っかけの指摘が読めます。
(2) 工事の建設費と工期に関し、以下の(イ)、(ロ)について答えなさい。
【問題3】工程管理に関する以下の設問(1)〜(4)について答えなさい。
(イ) 次の記述の[A]〜[C]に当てはまる適当な語句を記述しなさい。
・工事の建設費は[A]と[B]で構成される。ひとつの工事を構成している各作業の[A]がそれぞれ最小となるような方法で工事を行うと、全工事の総[A]は最小となり、これをノーマル・コストと呼び、これに要する工期をノーマル・タイムと呼ぶ。
・[A]と[B]の組合せが最小となる工期である[C]を求めることは、経済的な工程計画を作成する上で有効である。
(ロ) (イ)における[A]に該当するものを下記のア〜クの中から全て選び、その記号を記入しなさい。
ア.労務費 イ.現場管理費 ウ.材料費 エ.仮設備費 オ.機械運転費 カ.金利 キ.共通仮設費 ク.減価償却費
解答欄
正解
| (イ) A | 直接費 |
|---|---|
| (イ) B | 間接費 |
| (イ) C | 最適工期(経済的工期・最適工期(経済的工期) も正解) |
| (ロ) Aに該当するものの記号(全て) | ア・ウ・エ・オ(アウエオ・ア、ウ、エ、オ・ア,ウ,エ,オ・ア ウ エ オ も正解) |
解き方
- 工事の建設費は直接費と間接費で構成される。直接費は工期を短くするほど増え(突貫による割増し)、間接費は工期に比例して増える。
- 各作業の直接費が最小となる方法で施工したときの総直接費をノーマル・コスト、それに要する工期をノーマル・タイムという。
- 直接費と間接費を合わせた総建設費が最小となる工期を最適工期(経済的工期)という。最適工期を求めることは経済的な工程計画に有効である。
- 直接費:労務費、材料費、仮設備費、機械運転費など、工事の目的物をつくるために直接かかる費用(ア・ウ・エ・オ)。
- 間接費:現場管理費、共通仮設費、減価償却費、金利など、工期の長さに応じてかかる費用(イ・カ・キ・ク)。
- 公園緑地工事の工種体系でも、各工種のための仮設は「仮設工」として工種(直接工事費)に入れ、共通仮設費は率で計上する間接的な費用として分けている。問題の「仮設備費」は前者、「共通仮設費」は後者に当たる。
引っかけ:仮設備費(その作業のための仮設備)は直接費、共通仮設費は間接費。名前が似ているので取り違えない。減価償却費と金利は工期が延びるほど増える間接費。
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論点ページ:工程管理の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第二次検定 令和4年度(2022年12月4日(日)実施) 問題3 設問(2)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する