公園制度
重要度 C造園一般で出題過去問 5問
公園制度は、1級造園施工管理技士 第一次検定の平成29年度〜令和8年度(10回)のうち5回で出題された論点です(収録650問中5問・重要度C)。出題されるのは造園一般です。
要点:わが国の公園制度の始まり(太政官布達)、東京市区改正条例、震災復興公園など、公園と緑地の制度の歴史。
覚える要点
- 1873(明治6)年の太政官布達第16号が公園制度の始まりで、社寺境内など庶民の遊覧の場を公園とし、東京では上野・浅草・芝・深川・飛鳥山の5か所(全国で25か所)が指定された
- 1888(明治21)年に東京市区改正条例が公布され、これにより新設された我が国最初の近代的な洋風公園が日比谷公園(1903(明治36)年開園)
- 1919(大正8)年に(旧)都市計画法が公布され、公園が都市計画の施設として位置づけられた。都市公園法は1956(昭和31)年の制定
- 1923(大正12)年の関東大震災の復興事業で、東京の隅田公園・浜町公園・錦糸公園(復興三大公園)と横浜の山下公園などが整備された
- 代々木公園は1967(昭和42)年開園の戦後の公園で、太政官布達や震災復興の公園の選択肢に入れば誤り。上野恩賜公園・飛鳥山公園は太政官布達による公園で震災復興公園ではない
勉強のしかた:10回のうち5回、ほぼ隔年に1問出る。太政官布達(明治6年)→東京市区改正条例(明治21年・日比谷公園)→都市計画法(大正8年)→震災復興公園(隅田・浜町・錦糸・山下)の順と、それぞれの公園名を組で覚えれば解ける。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、公園制度で間違えやすい点を集めました。
- 令和7年度 問題A No.2:1873年の太政官布達(上野・芝・浅草などの社寺境内を公園に)→1888年東京市区改正条例→1903年日比谷公園→1919年都市計画法→震災復興公園(隅田・浜町・錦糸)の順。
- 令和5年度 問題A No.2:1873年太政官布達(上野・浅草・芝など)→1888年東京市区改正条例→1903年日比谷公園の順。
- 令和3年度 問題A No.2:震災復興公園は隅田・浜町・錦糸(東京三大公園)と横浜の山下公園。
- 令和元年度 問題A No.2:明治6年=太政官布達(浅草・上野・芝・深川・飛鳥山),明治21年=東京市区改正条例(日比谷公園),大正8年=都市計画法,昭和31年=都市公園法の順で覚える。
- 平成29年度 問題A No.2:明治6年=太政官布達(上野・浅草・芝・深川・飛鳥山),明治21年=東京市区改正条例(日比谷公園),大正12年の震災後=復興三大公園(隅田・浜町・錦糸)の順で覚える。
この論点の問題
公園制度(東京市区改正条例と日比谷公園)令和7年度 問題A No.2
公園制度(太政官布達と上野恩賜公園)令和5年度 問題A No.2
大正期以降の公園(都市計画法と震災復興公園)令和3年度 問題A No.2
我が国の公園制度の始まり(太政官布達・都市計画法)令和元年度 問題A No.2
我が国の公園制度(東京市区改正条例と震災復興公園)平成29年度 問題A No.2
同じ分野で出る論点
造園一般では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。