工程図表の特徴(バーチャート・ネットワーク)
これは1級造園施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年9月4日(日)実施) 問題B No.3の問題です。論点は「工程管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
工程管理に用いられる工程図表は複数あるが,その特徴に関する次の記述(イ)〜(ハ)に該当する工程図表の名称の組合せのうち,適当なものはどれか。
(イ) 各工種の所要日数が把握できる。
(ロ) 図表の作成が比較的容易で短期工事,単純工事に向いている。
(ハ) 全体の工程の中でネックとなる作業を明らかにすることができる。
解答欄
正解
正解:(4) (イ) バーチャート ― (ロ) バーチャート ― (ハ) ネットワーク式工程表
解き方
- バーチャートは、縦軸に工種、横軸に日数をとって各工種の作業期間を棒で示す工程表で、各工種の所要日数が分かり、作成が比較的容易なので短期工事・単純工事に向いている。よって(イ)(ロ)はバーチャートである。
- ネットワーク式工程表は、作業の順序関係を矢線と結合点で表し、クリティカルパス(全体工程のネックとなる作業)を明らかにできる。よって(ハ)はネットワーク式工程表であり、(4)が適当である。
- ガントチャートは横軸に各作業の達成率(%)をとるもので、所要日数は分からない。曲線式工程表は工事全体の出来高の進み具合を示すもので、各工種の所要日数やネックとなる作業は分からない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。曲線式工程表では各工種の所要日数は分からず、(ロ)(ハ)の組合せも誤りである。
- (2)適当でない。(イ)は曲線式工程表ではなくバーチャートであり、(ロ)もネットワーク式工程表ではない。
- (3)適当でない。ガントチャートは達成率を示す図表で、所要日数もネックとなる作業も分からない。
- (4)適当。(イ)(ロ)はバーチャート、(ハ)はネットワーク式工程表の特徴である。
引っかけ:ガントチャートは横軸が達成率(%)、バーチャートは横軸が日数。ネックとなる作業(クリティカルパス)が分かるのはネットワーク式工程表である。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題A No.31工程・原価・品質の一般的な関係(図)
令和8年度 問題A No.34工程計画の計算式(作業可能日数・運転時間率)
令和8年度 問題A No.36ネットワーク式工程表(作業短縮後の工期)
令和8年度 問題B No.1ネットワーク式工程表と山積み(ピーク時の作業員数)
令和8年度 問題B No.3工程図表の特徴(バーチャート・ガントチャートほか)
論点ページ:工程管理の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年9月4日(日)実施) 問題B No.3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する