土壌改良材の原料と効果
これは1級造園施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年9月4日(日)実施) 問題A No.4の問題です。論点は「土壌・肥料」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
土壌に関する記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) ゼオライトは,珪藻土を造粒して高温で焼成したものであり,土壌の通気性を改善する効果がある。
解き方
- (1)が適当でない。ゼオライトは天然の沸石を粉砕した鉱物系の土壌改良材で,陽イオン交換容量が大きく,主に土壌の保肥力を改善する。
- 珪藻土を造粒して高温で焼成し,通気性・透水性の改善に用いるのは珪藻土焼成粒である。(2)〜(4)のピートモス・バーミキュライト・黒曜石パーライトの原料と効果はいずれも正しい。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。ゼオライトは天然の沸石を原料とし,保肥力の改善に用いる。記述は珪藻土焼成粒の説明である。
- (2)適当。ピートモスはミズゴケなどが堆積した高位泥炭で,保水性の改善に用いる。
- (3)適当。バーミキュライトはひる石を高温で焼成して膨張させたもので,保肥力・保水性の改善に用いる。
- (4)適当。黒曜石パーライトは黒曜石を焼成発泡させたもので,透水性・通気性の改善に用いる。
引っかけ:原料の入替えに注意。ゼオライト=沸石(保肥力),珪藻土焼成粒=珪藻土(通気・透水)。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題A No.3土壌(三相分布・土壌水・pH)
令和8年度 問題A No.4土壌改良材の種類と効果
令和7年度 問題A No.3土壌の性質(酸度矯正・容水量・土壌空気)
令和7年度 問題A No.4腐植の働き
令和7年度 問題A No.5肥料成分(窒素とカリ)
論点ページ:土壌・肥料の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年9月4日(日)実施) 問題A No.4。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する