遊具の安全領域
これは1級造園施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年9月12日(日)実施) 問題A No.19の問題です。論点は「公園施設」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
遊具の安全領域に関する記述のうち,適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 設置面から握り棒部までの高さが1.2mの鉄棒の設置に当たり,運動方向(前後方向)の安全領域を握り棒外面から2.0m確保した。
解き方
- 国土交通省「都市公園における遊具の安全確保に関する指針(改訂第2版)」が参考とする遊具の安全に関する規準(JPFA-SP-S:2014)では,安全領域の標準的な最小値は,落下高さ600mm以下で遊具の外形から1,500mm,600mmを超える場合は1,800mmである。
- 鉄棒は握り棒の高さ1.2mで落下高さが600mmを超えるので1,800mm以上が必要であり,2.0mは満たしている。(3)が適当である。
- すべり台の降り口方向(滑降部の終端から)やぶらんこの運動方向は,動きを伴うため,一般に標準の最小値より広い安全領域をとる。回転軸の高さ2.3mのぶらんこで運動方向3.0m,すべり台の降り口方向1.5mでは不足する。スプリング遊具は落下高さ600mm以下でも1,500mm以上が必要で,(4)の1.0mは不足する。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。すべり台の降り口方向は一般に滑降部の終端から2.0m程度の安全領域を確保するので,1.5mは不足する。
- (2)適当でない。ぶらんこは揺動による大きな動きがあるので,運動方向の安全領域は一般に3.0mより大きくとる。
- (3)適当。落下高さ600mmを超える遊具の安全領域は1,800mm以上で,2.0mは満たしている。
- (4)適当でない。落下高さ600mm以下の遊具でも安全領域は1,500mm以上必要である。
引っかけ:安全領域の基本は1.5m(落下高さ0.6m以下)と1.8m(0.6m超)。動きのあるぶらんこ・すべり台の降り口はさらに広い。
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論点ページ:公園施設の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年9月12日(日)実施) 問題A No.19。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する